年代の違い
単車、週末に纏めて乗る。乗り換えると、古い時代の単車と新しい時代の単車ってのは乗り味に大きな差があるような気がする。古い単車といえば、ガンマ、CXだ。新しい単車といえばSV、BTだ。
何が違うか?というと、荒れた路面を通過した時の車体の挙動というか纏まり感だ。
80年代以前の単車ってのは、何となく、衝撃を吸収すべき箇所だけでなく全体で吸収している感じ。微妙にばらついている。これだけ乗れば、こんなモンだという感じだけど、そんな感じ。
一方で90年代以降の単車は、衝撃を受けても作動すべき箇所で対応している感じ。乗り手には、不揃い感が伝わってこない。これに乗り慣れると、古い単車の挙動は心配。
路面からの衝撃も細いバイアスタイヤのモデルは衝撃が鋭角的に伝わる印象。ラジアルタイヤのモデルはまろやか。コーナーに入ってからのグリップ感もしかり。バイアスタイヤでは接地感は判りづらい。ラジアルタイヤはタイヤに接着剤がついているような感じ。安心感が全然違う。
世代が違うと単車のフィールは大きく違う。
しかし、個人的には古い世代の不安定な感じの方が好き。上手い具合に乗れば、その不安感が消える。乗れてない時に乗れて無い感が良く伝わる。そんな気がする。
| 固定リンク
コメント