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2020年5月14日 (木)

カワサキネイキッド四気筒

賛否はあるけど、どのモデルもカワサキ感を感じる。インライン4ネイキッドモデルならカワサキ車が一番カッコイイ。
インライン4嫌いだけど、カワサキのネイキッド四発はカッコイイ。

初代といえばZ1/Z2だ。火の玉カラーが象徴的なDOHC4気筒エンジン車、ティアドロップデザインの燃料タンク、ゴキブリの羽根のようなテールカウル、何れもカッコイイ。
これは、750/900RSの時代からZ900/750Fourの時代を経てZ1000/750Fourの時代迄引き継がれていくけど、これによって、このデザイン=カワサキって方程式が出来たと言っても良い。テールカウルを付けた直四デザインといえば、カワサキ本家というモノ。

その次は、Z1000Mk.Ⅱ/750FX、Z1000J/1100GPに至るネイキッドデザインもそうだ。今度は丸形ではないけど、角形タンク、タンクにニーグリップのためのエグリを入れてテールカウルも角形。これで角形+テールカウル+空冷四発もカワサキ本家というイメージである。

この間、デザイントレンドを生み出せたといえば、タンクからテールカウル迄が繋がるストリームラインとよばれるCB750/900Fのホンダ、それからハンスムートが関わって生まれた刀デザインのGSX750/1000/1100Sのスズキだろう。

ただ、デザインの本家度と言えば、先見性と歴史からカワサキだ。その後の後継車たるゼファーも然り、ZRXシリーズも然り。現行のZ900RSも然りだ。似たようなデザインで他メーカーから出ても格好良さのイメージが違う。CB-SFもホンダ版カワサキZの域を抜けない。XJRも同じでヤマハ版Zに過ぎない。

デザインってのは先見性が如何にも重要だ。先見性で市場にリリースして市場を長い間支配する。これがメーカーのイメージ形成に何よりも重要だ。

Z900RSは格好いいけど、後に続くモノが生まれない、、、、、やはり、直四ネイキッドといえばカワサキなんだろうなぁ、、、、。

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