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2020年5月21日 (木)

吸気圧力計

ブーストメーターはインテークマニホールドから圧力を取り出している。
アクセルを踏んでスロットルをオープンする。それで負荷に対して動力が生み出されている時は、プラスに振れる。一方で、スロットルをオープンとしても負荷に対して大きな動力が不要な状態ではマイナス状態、負圧状態となっている。

当然、踏むと大きくプラスに振れる。プラスに振れた状態で乗ると、燃費は著しく悪化する。概ね6~8km/Lというレベルとなる。

しかし、アクセルを踏んでトルクを感じつつも、ブーストメーターの針が±0以下に保つようにスロットルコントロールをすると燃費はかなり良い。概ね10~13km/hとなる。

プラス圧力以下というのは、標準状態でシリンダー容積以上の混合気を供給していないということ。プラス圧力ではシリンダー容積以上、つまり排気量以上の混合気を供給していると考えても差し支えない。

面白いのは、常時マイナスで殆ど踏まない状態だと、燃費は今一で9~11km/Lに留まる。
恐らく、容積に対して混合気が少ない状態。つまり、圧縮されきっていない、圧縮比通りの圧縮爆発が起こっていないのかもしれない。

常時±0狙いでスロットルを開けて走る、、、これが燃費も良いし、力感もある。

スーパーチャージャー無しの場合、踏んでも±0、つまり大気圧になるのは一定程度のアクセル開度が必要だけど、スーパーチャージャーがあれば、広い範囲のスロットル開度で±0の状態を造り出す事が出来る。

このメーター、燃費運転のための重要なアイテムだ。

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