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2020年6月29日 (月)

マンマシンフィッティング

色んな情報で、素人の試行錯誤は結構多い。
素人の多くは、スペック重視で高価な機材に憧れて調達する。そしてポジションフィッティングというのは購入した自転車を買ったお店任せ。その後は各自が我流で色んな情報で弄くり回す、、、こういう傾向が多い。

面白いのは、こういう傾向のサイクリストと同行すると、そんなにハードでない距離、ペースでも膝が痛いとか、脚が攣ったとか、、、そういう人が多い。

逆に、素人さんの常識的な売れ筋価格帯の自転車を長く乗って来た人、例えば、流行の自転車だから始めて見たい的な人は、十万円チョイを最初に購入。その後、数年以上、それに乗り込む人の場合、同じサイクリングに参加すると、ペースはそれなりだけど、膝が痛いとか、脚が攣ったとか、、、、そういう事は無い。

実に興味深い。

思うに、自転車歴に浅いオジサンが最初に買う、、、そういう自転車は、大手メーカーがそういう客層に提案する自転車こそがベストマッチということ。ジオメトリー、ギア構成、これがピッタリなんだろう。
一方で、自転車素人だけど、頭でっかち見栄重視で高額自転車を目指す人は、メーカーのハイエンドモデルを求める。ただ、メーカーの高額車というのは、メーカー的な想定客層は、そこそこの経験者。そこそこの経験者向けの自転車と素人向けの自転車、実は似て非なる部分が多いのかも知れない。

素人×上級車向け自転車=パフォーマンスのミスマッチ、それから機材ゆえの無理で故障という事になっているのかもしれない。

面白いのは、経験が短く、機材がハイグレード程、何故か遅い。何故か痛みを訴える。こういう傾向が強い。更に面白いのは、そういう人は次回参加に併せてコンポのグレードアップ、車体の買い換えで上級移行というのが多い。

面白いモノである。

自転車でもバイクでも、身の程チョイスしている人程、全体的にイイ感じ。

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