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2020年6月11日 (木)

バイクの迫力は?

これの転換期、自身は中学生。この頃、CB750Fが大人気だったけど、個人的にはカワサキZが大好き。ただ、Z750FXはCB750Fに性能的に劣るのが中坊的には納得出来なかった。
そこで登場したのがZ750FXⅡだ。ただ、性能的には素晴らしくとも、どうも残念感が強かった印象が強い。この印象は、丸形タンクが不評のFXⅡが角タンクのFXⅢになっても、インジェクション装備のGPになっても、流線型のGPzになっても、ゼファーが登場しても拭えなかった。性能が優れていても、738ccのザッパーエンジンをルーツとした小振りな印象が今一だったのだろう。TURBO750が登場しても同じである。

この印象が改まったのはGPZ900RのスケールダウンモデルであるGPZ750Rが登場する迄変わらなかった。その後、やはりGPX750Rになったら残念感が強かったような気がする。専用設計でコンパクト、、、、かもしれないが、どうも今一。

何故に、Z1000Jベースで750Jを作らないのか?GPZ1000RXベースで750RXを作らないのか?という思いが強かったように思う。

そりゃぁ、性能的にはリッターモデルのスケールダウンよりも、専用設計だったり、下の排気量のスープアップ版の方が優れるのかもしれないが、そこは『ナナハン』である。

ナナハンというのは、昭和の話になると、ハーレーよりも偉大なのだ。この偉大さは名前に相応しい車格が必要なのである。そうなると、ちまちましたナナハンってのは違う。
ナナハンは偉大で無ければならないのだ。

その後時代は巡りリッタークラスが主流だけど、リッターモデルが正直扱いやすくフレンドリーでどうする?という気がする。威圧的であり経験技量の乏しいライダーを拒絶するくらいの迫力が欲しい。性能的には驚愕のリッターSSでもゆっくり走れば昔の400cc並のサイズ感、畏怖も糞も無い。リッターモデルらしいといえば、初代BIG-1くらいだろう。初代BIG-1というと、イメージ的にはZ1300を連想させるけど、こういう迫力が必要。

スケールダウンナナハンでカッコイイZ750FXにしても性能的には十二分。何の不足も不満も無いのである。重量車には、それらしい迫力が必要。逆に言えば、発揮することが出来ないスペックながらも見た目に乗りやすそうな重量車、正直、個人的には何の魅力も無い。

今時のスポーツバイクならメガスポーツ系のZZR1400とか、固まり感が強いH2系くらいしかカッコイイのが思い浮かばない。MT系なら初代MT-01以外今一だ。リッターSSは、最近のカーボンロードの如く、型落ちしてスペックが時代遅れになると急激に魅力を失うような存在にしか見えない。

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