趣味と実益
単車、趣味から言えば、軽量ハイパワーでレスポンスに優れる2ストローク、これに限る。しかし、実益から言えば、低回転域からフラットで分厚いトルクを発揮するエンジンが理想。高回転高出力は無用。低回転から素直に立ち上がって太いトルクを持続して低回転域で優れたレスポンスを示すエンジンが最高。
これを具現化した存在というのが実用Vツインエンジン。このエンジンを搭載した上で車体の扱いが簡単なスタンダードなバイク、或いは、スポーティに峠を走る事が出来るバイク、これが一番。
普段乗りなら、Vツインが最強だと思う。これは1986年に最初に駆ったXZ400D迄遡る。あれ以来、一般道を走るならVツインが最強という意識は変わらない。その後、マルチ等々も乗ったけど、一般道で!となると、Vツインに勝るエンジン型式に巡り会っていない。シングルはそれなりに面白いけど、本気モード以外だと付かれるし、公道レベルでも高速走行には適していない。Vツインなら低速、中速峠、一般道レベルの高速走行、全てをカバーしている。
趣味から言えば2ストレプリカ、実益から言えば、ミドルクラス以上のVツインバイクだ。
Vツインの魅力に取り憑かれて30年以上が経過、未だに取り憑かれたままである。稀に友人のパラツイン、四気筒モデル、ネイキッド、ツアラー、スーパースポーツに乗るけど、どれもしっくり来ない。日常を過ごす。それでいて峠で遊ぶ、高速道路を走る、、、、ツインに勝る存在は無い。Vツインという括りの中で振れ巾を持ったバイクを乗り分ける。それが最高である。峠メインだとSVが最高の友、一般道ならCX、クルージングならBT、どれも最高だ。
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コメント
私もシルクロードと同じエンジンでCB250RS-Zに乗ってました。その後、XL400Rのエンジンに載せ替えて遊んでました。
80年代初期のモデルはスタータークラッチが弱いですね、、、、エストレヤ前身のZ250FSも壊れました。CB250RSZも弱いです。今の愛車のCXもヤバイです。
あの年代はキックスターターが良いです。80年代も半ば以降に開発されたモデルなら比較的安心そうですがね、、、、
投稿: 壱源 | 2020年6月17日 (水) 12時58分
NV400SPというモデルがあったのですね、これは知りませんでした。44馬力もあるんですね。
しかもシャフトドライブってとこがまたイイですね!
大柄な車体、18インチホイールで、ツーリングにはピッタリな感じがします。
エストレアは一時期欲しかったモデルです。結局乗ったことはありませんが、あのエンジンの見た目は気に入ってました。
私が乗った中ではシルクロードのエンジンが感触良かったですが、持病のオイル漏れ+スターター始動不良が嫌になり手放しました。
投稿: イッシ- | 2020年6月17日 (水) 12時35分
コメント有り難う御座います。
シングルはイイですね。400cc以上のシングルだと振動が厳しいですが、シングルなら250ccの低回転型が最高でした。エストレヤに続くZ200系のシングルはイイです。70km/hくらいで淡々と走ると最高でした。学生時代の通学用に三台所有してましたが、今でも欲しいです。
マルチは、音は悪くないかも知れませんがトルクが薄いので疲れます。トルクを出すと高回転となるので疲れますね。
ツインは、、イッシーさんのスティードのようなVツインが良いです。自身、多く乗ってきましたがNV400SPは良かったです。ドコドコいうのが最高で、トルクもあります。
中型ツインならスポーティに走るならSVが良いですが、スティード系VツインのNV400SPはお奨めです。あれ、44PSもあるんですね、、、トルクも有って十分速いです。
投稿: 壱源 | 2020年6月16日 (火) 12時59分
シングルをいくつか乗り継ぎましたが、長時間では振動とパワー不足でたしかに疲れましたね。車体的にシートが小さく硬めなのもあると思いますが。
その点、ゲタと割り切ればスクーターは気軽で快適でした。
マルチにも乗りましたが、常に急かされる感じがして、これもしっくりきませんでした。
Vツインの経験はスティード400しかありませんが、初バイクということもあってか、最も楽しかった印象です。
私は中免しか所有していないのですが、大型となってもだいたい同じような感触なんでしょうね。
投稿: イッシー | 2020年6月16日 (火) 12時31分