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2020年6月30日 (火)

ランボー・ラストブラッドは、、、

コロナ自粛明け早々に、ランボー・ラストブラッドを見に行った。
一段とグロイ演出だけど、トータルで見ると、結論は最初から判っている。これは、、、、

ランボーというと、大統領から勲章を受けた伝説の兵士。最初は州兵、田舎の警察を相手に一人で粉砕した強者。殺すも生かすも手加減を知り尽くした兵士。その後、国家の軍隊の一小隊以上を一人で粉砕し、敵地から帰還する程の勇者である。相手がヘリだろうが戦車だろうが容赦ない強者である。

四作目こそ、相手はゲリラ的な軍隊だけど、こちらも軽く蹴散らしている。

そう、ランボーは一人で戦いのプロである軍隊であろうが、ゲリラであろうが関係無い程の強さを発揮するのだ。

そんなランボーの相手、、、、今度は、街のチンピラである。ヘリも戦車もバズーカ砲、ロケットランチャーも無いのだ。普通の鉄砲が相手である。

相手の人数も百人に満たない。最後の先頭シーンでは車列が十台程度。つまり50人にも満たないチンピラである。

勝てないはずがない。瞬殺だろう。

相手が決まった段階で、映画のクライマックスに主人公が危ない的なドキドキ感はゼロである。どこまで残虐に相手をなぎ倒していくのか?どんなリンチで地獄を見せるのか?しかないのが見え見えである。ましてや、敵地に乗り込んで戦うのではなく、自分の庭で自分の仕込んだトラップのある完全にホームでの戦いである。相手が気の毒過ぎる。

国家、軍隊相手に闘えるランボー、これに戦う相手が名も無きチンピラである。勝負は端から見えている。関心は、如何に残虐にいたぶるように仕留めるか?である。

街のチンピラ、選んだ相手が悪かった、、、、そんな映画である。

ただ、ランボーの殺人マシーンとしての表現を示すモノとしては悪くない映画だ。

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