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2020年6月 7日 (日)

オープンクランプのクイルステム

これ、選択肢が極めて限られる。
知っているのは三種類。

・日東 UI-2
・PAZZAZ RAS-05
・DEDA MUREX

この三種類。日東がクロモリのサテンメッキ、それ以外がアルミ。
クランプの解放方向は日東が前方、他が下方である。

何れも所有している。PAZZAZのステムはチタンロードに使っている。日東はメッキフレーム時代に使っていて、DEDAはステンレスフレームに換装後使っている。

日東がショートタイプでステムを上げるのは限度があるけど、他のステムは首下が長いのでステムハイトを持ち上げる事が可能。価格は何れも5000円前後である。

アヘッド用のステムは普通がオープンクランプだけど、クイルステムでオープンクランプは稀な存在。昔のクランプはハンドル交換が非常に面倒臭かった。今時のアヘッドの自転車の最大のメリットはハンドル交換だけど、このオープンクランプのクイルステムであれば、昔のスレッド仕様の自転車の大きな欠点は解消する。

そんなクイルステムのオープンクランプだけど、どれが良いか?というと、三種使っての印象は、一見上部そうなクロモリステムだけど、ハンドルの締結力的にはアルミステムの方がしっかり締まる印象。UI-2は相当しめないとハンドルの角度が変わることがある。ダウンヒルを頻繁に行うと、結構角度が変わっていた。
それに対して、アルミの二つは変わることはない。アルミステムは締め付けるとハンドルパイプ外周にしっかり密着するのだろう。素材自体の或る程度の柔らかさによる密着力が効いているようだ。

更にPAZZAZとDEDAを比較すると、デザインは細身のPAZZAZが格好いいけど、剛性感は見た目にもゴツイDEDAの方が勝っているように思う。
DEDAのMUREXはステム突き出しで80mm、100mm、120mmの三種類がチョイスできるようだ。できれば、下は60mmから10mm刻みでリリースされていれば嬉しい。ステム長を厳密にセレクトしたいならば、UI-2となる。こちらは10mm刻みでリリースされている。

まぁ、スレッドレスコンバーターを使って普通のアヘッドステムを組み合わせても大丈夫だけど、細身のホリゾンタルフレームに視覚的にゴツイアヘッドステムは今一格好悪い気がする。スレッドレスコンバーターを使ったとして、それでステムハイトを引き上げて装着すると、如何にも不格好なのもいけてない。

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