« カタナ | トップページ | バネ下は軽い方が、、、 »

2020年6月 4日 (木)

ハイエンドロードで速く走れるか?

ロードバイクというと高額車両が取り敢えず人気が高い。
社会人からは、取り敢えず自転車を始める人というのは2パターン。
取り敢えず、手頃な10万円台からスタートする人、もう一つは、いきなり35万円くらいからスタートする人。
そして、10万円台からスタートした人の多くは、数年経っても乗り換えていない。
一方は、二年毎、下手すれば毎年買い換えて、数年経てば100万円に迫るハイエンドロードになっている人がいる。

ただ、数年レベルで素人がハイエンドロードに相応しい走りが実践出来るか?というと、オッサンスターターだと現実はかなり厳しい。

完成車のハイエンドロード、、、、多くはハイスペックなカーボンフレームに、最新のコンポ。今なら12段、電動コンポ、油圧ディスク、、、、そんな感じ。

たしかに、煌びやかなスペックが並び、重量も驚愕の軽さ、、、、しかし、こういうロードに乗った中高年サイクリストっていうと、案外速くない。

何故か?

それは、個人的な考えだけど、恐らく車体と乗り手のマッチングが悪いような気がする。ハイエンドのロードというと、基本は競技者向けへの提供。ダイエット目的、減量目的のサイクリストの身体には無理があるのでは?という気がする。

それを思ったのは、自分の年齢、筋量分布から製図してもらったロードバイクは、市販のジオメトリーと大きく違う。つまり、乗り手が楽に走れるジオメトリーというのは、乗り手に合った車体が必要ということ。ハイエンドロードの場合、ターゲットは競技者レベル。それと同じ身体スペックが備わっていなければ、、、もしかしたら、中高年サイクリストが乗ると苦行以外の何物でもない可能性がある。

挑んでくるサイクリストが少なく無いけど、ハイエンドロードに乗った中高年程、意気地がない、、、、それは身体の能力を生かし切っていないのも一つの理由かも知れない。

逆に、10万円台のロードに長く載っている人っていうのは、驚くような速さはないけど、偶に驚かされる事がある。
機材選び、、、身の程を弁えるのが実質的な速さを引き出す秘訣かもしれない。

|

« カタナ | トップページ | バネ下は軽い方が、、、 »

コメント

コメントありがとうございます。
私の場合、最初から軽いギア比で安価な車体ですが、最近、今時の最新って、どうなの?って関心があるのも事実です。
ただ、スペックを見ると、漕げそうにないな、、、といつも諦める感じですね。
還暦が見えてくると、ますますのんびりモードです。

投稿: 壱源 | 2020年6月 6日 (土) 18時05分

> 中高年サイクリストが乗ると苦行以外の何物でもない

おっしゃる通りです。
20万以上した1台目のカーボンロードは、首と手首と肩と腰が悲鳴を上げまくり、すぐに乗らなくなりました。

その後、タオル掛け、から、若くてガチムキな知り合いにもらわれて行きました。

あれから10年。
今なら乗れる身体になったと思いますが、もう速く走りたいと思う年齢じゃないですねぇ。

投稿: かげふさ | 2020年6月 6日 (土) 08時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カタナ | トップページ | バネ下は軽い方が、、、 »