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2020年6月 3日 (水)

Z900RS、コスプレキット

登場以来大人気のZ900RS、カワサキの歴代名車のコスプレベースとしても、、、
Z1/Z2、MK.Ⅱ、Z1-R、Ninja、そしてZ1000Rのレプリカ。

何れのモデルも格好良く決まっている。
秘訣は何か?というと、やはり並列四気筒のエンジンの見せ具合かもしれない。今時の前傾エンジンだけど、イイ具合に立ち上がったシリンダー角度、そして、クレードルフレームじゃないけど、ツインスパーでエンジンを覆い隠していないフレームワークでエンジンがしっかり見えるデザイン。ラジエター位置が昔のオイルクーラー的位置でエンジンを隠さない配置。そして、4気筒のエキゾーストパイプが綺麗に4本並んで見える配置。
これが肝かもしれない。フレームがトラスバックボーンというのが良かったのだろう。エンジンが主張できて、4本のエキパイが存在感を主張する。この部分の雰囲気は先代の水冷4発ネイキッドのZRX系よりも美しく見える。

この骨格が何よりも美しいのだろう。

ネイキッドバイクでモノショック云々という声もあったけど、過去を振り返れば、大人気のCBX400Fでもリアはモノサスのプロリンクである。リアサスが一本か二本かというのは人気には関係無いようにも見える。

重量車カテゴリーのライバル車の多くは、フレームはツインチューブデザインで、パイプはプレス成形材を使っている。これでエンジンを挟み込んでいるからエンジンが見えない。そして、シリンダー角度の前傾が強いためにエキパイの並びが見えない。前面から見ると無機質なラジエターの存在感が強すぎて4気筒エンジンらしさが見えてこない、、、この辺りに売れる売れないの理由があるようにも見える。

そう考えると、新しいCB-Fコンセプトはカタナのような失敗というか販売伸び悩みはないかもしれない。ただ、重量感よりも軽快感にシフトさせすぎたディテールが重量車ファンに何処まで受け入れられるかが問題かもしれない。CB-Fコンセプトの見た目の第一印象はCB750FというよりもJADEって印象の方が強い。

本家というか成功作のZ900RSの次、、、サードパーティが出来の良いコスプレカスタムを数多くリリースしているけど、本家カワサキの次なる一手は何か?
結構気になる。

コスプレではなく新作での角Zオマージュモデルなんかを期待したいところだ。

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