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2020年7月26日 (日)

クランク

一寸前といえば、5アームでスタンダードクランクでPCD130/135mm、コンパクトクランクでPCD110mmがスタンダードだったけど、今は4アームのPCD110mmで統一。こんな感じ。

PCD110mmということで、インナーリングは34Tから選べるというのが基本となっている。

ただ、インナーリング34Tでニーズが満たされているか?というと、微妙。

理由は、リアカセットの多段化によってカセットローの歯数が34Tなんて歯数が現れている。
これは一体、、、、

今の歯数構成で言えば、インナー34T×ロー34Tでギア比は1.0、、、これが必要とは思わないけど、これを装備するサイクリストは少なく無い。

これって、インナー34Tが足らないからカセットローで34Tを提供している、、、これって10速時代のカセットロー27Tからみるとスプロケ枚数が1枚増えただけで、歯数は7Tも増えているということで、ロードならではのタイトの歯数構成という面からすればかけ離れている。
これなら、従来のカセットでギア比1.0を望むのであれば、インナー34Tが大きすぎると言う事に他ならない気もする。

つまり、PCD110mmクランクでは不十分とも言える訳だ。インナーで27Tを提供すればカセット歯数はロー側で27TでOKな訳だ。

そもそも、インナー27Tしか踏めない足なら、アウターが50Tなんて不要でもある。そういう人のアウターは43Tもあれば十分ということになる。

そう言う事を考えると、クランクセットで現行のPCD110mmクランクはニーズに対応しているとは思えない。

個人的には、カセット34Tなんてスプロケを提供するくらいなら、インナー27T辺りを装着可能な新しいデザインのクランクの方が遙かに常識的なように思う。

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