バイクの楽しい瞬間
何時か?といえば、何と言っても、アクセルを開けてエンジンの生み出す力を路面に叩き付ける瞬間だろう。如何にパワーを伝える事が出来るか?如何にというのは、如何に素早く、如何に大きくという事。
パワーが途切れた状態から伝わる状態への移行時が最大の楽しみ。
それは何時か?というと、所謂、加速状態。
加速状態といえば、発進加速とコーナーからの立ち上がり加速の2つしかない。
で、どっちが楽しいか?というと、断然、コーナーからの立ち上がり。
同じコーナーでも、少しでも早くアクセルを開ける、少しでも大きくアクセルを開けるというのが方向性。それを実現するために行うのは、色んな準備が必要。
早めにアクセルを開けても大丈夫なように、早めの向き変えを行う事だったり、アクセルを開けた時にパワーがスムーズに立ち上がるようにギアと回転数を同調させておく事だったりする。その為に、コーナーの何処を走るか、どの様にバンクさせるか、、、色んなパターンで最適を選ぶ。この色んな考えを巡らせて、思い通りに扱う瞬間が最大の楽しみ。
発進加速では、こういう考えとは少し違う。
単車の楽しみは、曲がる時、、、これに尽きる。連続する峠道を走るのも楽しいけど、街角交差点の一瞬も楽しい。曲がる、、、、その瞬間が楽しい。
逆に、単純に真っ直ぐな道を走る、、、、これって、全く楽しくない。
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