キャップレスデザイン
シマノが始めたクランクデザイン、クランクとシャフトを一体構造とする方式、シャフトを一本モノとするシマノ方式、シャフト分割のウルトラトルク構造のカンパ形式、何れもベアリング径を大きく、ベアリングスパンを広くすることが出来てなかなかの構造である。
デザイン的には、昔ながらのクランクシャフト別体式の方がクラシカルで良いとも言えるけど、機能を考えるとキャップレスデザインのクランクはメンテナンスも簡単で非常に優れものと言える。
残念なのは、チェーンリング側のチェーンリング、アームとクランクアームが一体化したようなデザイン。この見た目は、どうも付いていけない。デザイン的には、カンパの初期の5アームタイプだとか、スギノのOXシリーズのクランクの方が好みだ。
クランク自体のデザインは今はどっちもどっちだけど、チョイ前の製品同士を比較するとシマノよりカンパの方が格好良かった。
四面テーパーのクランクでも、カンパのミラージュ辺りも結構渋い。同程度のシマノSORA等に較べると美しい印象が強かった。
今のキャップレスデザインで昔風の美しいクランクデザインが出ないのは少し寂しい気がする。
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