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2020年7月24日 (金)

データの公表の仕方

本日の感染者数が366人だそうだ。凄い数字だけど、積極的検査の結果だから大丈夫とか、行政からは重症者が居ないから大丈夫的な意見が聞こえたりする。
恐らく、聞く方も麻痺というか慣れているような感じ。

それならば、4月の感染者データと7月の感染者データは、感染者数だけではなく、陽性率追加だけでもなく、年代別感染者推移、症状別感染者推移も出して欲しい。

10代が発生しているならば、恐らく、休校していないからだろうし、逆に言えば、休校していれば10代発生が抑えられるという証明にもなる。

そうならば、10代の感染リスクを抑えるために、社会人と学生の通学通勤時間帯をオフセットするような施策も案として生まれてきそう。

更に、60代以上の感染者比較で、7月時点では4月時点よりも少ないから自粛要請を見送っている的な話しなら納得も出来る。
その上で、介護施設、高齢者施設への面会では検査を義務付けるとか、病院の診療時間帯を年代によって分けるといった対策も案として生まれそう。

データの公表の仕方が適当すぎるし、検査数が異なる、検査基準が異なるデータを同じ時系列データとして表示していると、何も伝わってこない。

検査基準が変わったので有れば、それを加味して経時変化が把握出来るような集計に改めて公開すべきだが、その辺の事を言う人は偉い人の中に居ないのか?

今の状態では、慣れによって誰にも危機感が生まれない。或いは、人によっては永遠に危機感を持って萎縮が抜けないかもしれない。

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