低出力程、、、
振り返ってみると、公称出力がクラスで低いモデル程、自身が一般道で乗る限りではアグレッシブで速い印象が強い。
公称出力の高いモデルは、長い直線、高速道路で全開加速をすると速さを感じるけど、それ以外の局面では性能を実感する事はない。
一寸した発進加速、追い越し加速、郊外峠道を走り抜ける速度、、、、この辺の場面では、公称出力の低いモデル程速かったような印象だ。
最初にそれを実感したのは、今で言うとエストレヤ風のバイク、Z250FSだ。これは250ccシングルで僅か20PSのバイクだけど、これは広島と東広島の通学で結ぶタイトな峠道を走り抜けると、条件が悪化するほどに速度を発揮していたように思う。
400ccで印象的な速さを発揮していたのは、CB400DスーパーホークⅢだ。レプリカ時代で400ccといえば59PSの時代に僅か40PSだったけど、勾配のきつい府中方面、呉方面の山の斜面を駆け上がる峠道ではギアを選ぶシビアさが少なく、どこからでも速い印象が強い。
近年では、CX改だけど、これも連れ合いと中国山地内の峠道で一緒に走って劣っていた経験は皆無。更に、究極は今のBTだけど、1100ccながら400cc並のスペックだけど、これは公道走行する速度域では、どんな回転域でも全開不要のトルクを稼ぎ出してくれる。十分以上に速いのだ。
逆に、400ccならマルチで59PSとか、250ccならマルチで45PSのモデルは、気合いを入れて全開で走れば遅くはないけど、それ以外ではストレスが溜まるばかり、、、そういう印象である。
個人的には、公称数値抑えめのモデルの方が実質的には速かったような、そんな印象だ。
| 固定リンク
コメント