昔のエンジン
二輪車の中でエンジンというのはデザイン上、重要な位置を占めている。
エンジンの美しさ、これはデザイン上重要だろう。
そして、美しいエンジンというと、表情豊かなエンジン、、、その表情は何によってもたらされるか?と言うと、工芸品のようなシリンダーヘッドを支える艶めかしい形状、、、、この形状は、フィン付きの空冷エンジンならではの造形美。
この形を美しいと言うならば、美しいエンジンは殆どが昔のエンジンになってしまう。
昔のエンジンというと、エンジンの形状だけでメーカーが判る程の個性を保っている。SOHCのCB、CBX、CB750900/1100F辺りは非常に美しい。Z系も然り。SR系も然り、GS/GSX-E/Sも然り。今時のエンジンならCB1100、W800がそうだ。
しかし、水冷エンジンの多くはフィンでデザインされているとは言え、どうも嘘っぽい。シリンダーヘッドもレゴブロックで作ったオモチャみたいな感じ。デザインの核のエンジンが嘘っぽい、、、これだから、外装が如何に凝っても今一。エンジンに表情のあるバイク、、、これが今求められているような気もする。
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コメント
コメント有り難う御座い舞う。
そうですね、機械にとっての美しさってのは、機能美が欠かせないですね。
大昔のZ1300なんて、水冷を主張していたようで、あれはあれで格好良かったように思います。
今のデザインは、尖ったデザインばかりで、今一かも知れません。
投稿: 壱源 | 2020年8月21日 (金) 12時58分
バイクにとって、エンジンのデザインは気になるところですね。
空冷風にダミーフィンを付けたり、カバー状の加装パーツが付いているのは、残念な感じ。
水冷ならば、「冷却は冷却水でやってますよ」といった具合に、ツルンとシンプルな形が潔いと感じます。
投稿: イッシー | 2020年8月21日 (金) 12時25分