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2020年8月 8日 (土)

歯数差

ロードバイクでギアを選ぶ時、方向性は歯数差を極力小さくする。
クランク側では最大でも16T、カセット側でも最大で14T、それでも大きすぎる。これで30Tあるけど、実質組み合わせを封印して25Tくらいに留めたい。

フロントはダブル、リアはショートゲージ、こういうのが理想。

まぁ、10速世代ならリアメカのトータルキャパシティは29T、これならトータル25Tくらいで組むには余裕十分である。

そして、この範囲で、チェーンリングの組み合わせ、スプロケットの組み合わせを選びたい。更には、マイギアでギアセレクトした状態で、チェーンはラインが真っ直ぐな状態が望ましい。

力づくでメカが許すトータルキャパシティの範囲で目一杯ワイドな構成にするとか、そういうのは志向しない。兎に角、トータル歯数差は最小に留める。そして常用域におけるチェーンラインがねじれ無し、、、これが理想。

結果的にギア比のレンジはタイトになる。高速過ぎる組み合わせはカット、勿論、登坂における軽すぎるギアもカットすることになる。

ただ、ロードバイクというのは、個人的にはコレがホントだと思う。常用域におけるロスを最小にするために、レンジ自体がタイトになるのは諦める。ただ、タイトなレンジでしっかり踏めるようなフィッティングを見出す、、、これが全てのように思う。

ギアレシオがタイト、その分、フィッティングで対応する。これが無駄の無いシンプルな考え方のように思う。

今時の、兎に角多段、兎に角ワイド、、、これは、競技としての機材という意味から離れてしまっているような気さえする。

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