昔のSORAのSTI
これ、シフトのリリース操作がブラケット上側から親指で操作できる。3400系迄そうなっている。この操作形態は、カンパのエルゴパワーに近い。違いはエルゴパワーは下ハン握りでも操作出来る場所に親指レバーがあるけど、SORAでは下ハン握りでの操作は無理。
エルゴパワーはブレーキレバーとシフトレバーは独立しているけど、SORAを含むシマノ製品はブレーキレバーとシフトのワイヤープルレバーは共用されている。レバーのタッチという面では、カンパの方が圧倒的に優れている。
シマノではSORAとTIAGRA以上を比較すると、SORA方式の上ハン握りでの操作性は優れる。TIAGRA以上のタイプのレバーに較べると、SORAのレバー操作は非常に使い易い。現実問題、下ハン握りで走る事は殆ど無いからだ。
そんなお気に入りだった3400系は廃盤。3500系からは上位機種と同じ操作。R3000系からは更に洗練されている様子。
ローエンドを支えるシリーズとして登場したクラリスR2000系も上位機種と同じ操作方法である。
この親指でリリース操作できるシリーズは、今はクラリスの下、ターニーA070シリーズのみになっている。
個人的には、せめてSORAシリーズでも親指リリースレバーを残して欲しかったような気がする。
| 固定リンク
コメント