対コロナ政策
GoToキャンペーンを始めとする経済浮揚策、賛否はあるけど、前々から言っているように、良くやっているように思う。
コロナに対応した政策で、アクセルとブレーキを同時に踏む、、、こう表現されているけど、今は経済を回しながら感染対策を行っているという面で、実に良くやっているとも思える。矛盾している事を行っているという面で、安倍内閣は最後は頑張っていたように思う。
コロナを完全に押さえ込んでから経済政策、、、、そういう論調をよく聞くし、総裁候補の石破さん、岸田さんもそういう論調。しかし、コロナというと風邪の一種。そんなもん、完全に押さえ込むことは、恐らく未来永劫不可能だろう。そうなると永遠に経済は回せない。
となると、経済を回す政策ってのは必要。特に、春の緊急事態宣言で止めた経済によるダメージを回復させるには、消費喚起の政策は不可欠であり、そういう点では、今の方法は正解とも言える。
安部さんの体調不良が原因かどうかしらないが、7月以降、会見を行わず、コロナ対策も基本様子見で推移していたのは、答え合わせをすれば正解だったのだろう。批判を受けていたGoToキャンペーンを行っても現実には、7月終わりをピークに感染者は減少傾向。
今の感染者数は、無症状者を含めた検査による検出であり、感染者=患者とは言えないけど、無症状者も感染者としてピックアップしているからに過ぎない。
現実的に考えて、行うべき施策は、国民に体温測定を御願いして、体温が高ければ、下がるまで自宅で安静に!を要請する程度で十分なのでは無いだろうか?
社会的圧力があるので、込んだ施設に入館する時にはマスクをするのも悪くないだろうけど、過度に敏感にコロナを恐れる必要も無さそう。
最近のコロナ対策は悪くなかったように思う。敢えて言えば、東京と足並みが揃わなかった部分。それでも、世論、メディアの反論に対して推し進めたのが今の結果。答え合わせをすれば、ピークアウトの時期から考えても○は政府施策、×はマスコミの意見だったのだろう。こうして考えると、メディアの論調に流されて意見を変えるような政権だと、コロナ対策の方向性は見えなくなるような気もする。
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