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2020年9月19日 (土)

スーパーコンパクト

今、DIXNAのラ・クランクを使っている。これはQファクターの狭さを売りにする製品だけど、チェーンリングPCDはPCD110とPCD74の二本立て構成。結果、PCD110クランクのインナー最小歯数である34Tを越える小さな歯数を選ぶことが出来るのが売り。
インナーで24Tとか30T、31T、33Tが選べる仕様だ。勿論、アウター/インナーの歯数差にはFメカの制約があるので、大きくても16T程度だから、その範囲でのチョイスとなる。
インナーに24Tとなるとアウターは+16Tだから40Tということになるけど、仮にアウターが40T以上という範囲で選ぶのであれば、通常のトリプルのクランク、PCD130とPCD74のクランクセットでアウター外しで使ってもギア比的には同じ事でもある。
この場合との最大の違いは、Qファクターということになる。トリプル用クランクであれば、その分、Qファクターが広い訳だ。
ただ、踏み幅を無視してギア比だけを求めるなら、従来のトリプル用クランクでも同じ歯数構成は作れる。まぁ、この辺を如何に考えるかはユーザー次第。
因みに、この問題はキャップレスデザインスルーアクスルクランクだけでなく、昔のスクエアテーパークランクでも一緒。トリプル用クランクからアウター抜きで使ったとしてもアウターリング分の厚みは残ってしまうから。

この新しいスーパーコンパクトタイプのクランク、SUGINO、DIXNA、IRDの三つのサプライヤーから供給されており、構造は基本的に共通。アームパターンがDIXNAだけがカンパタイプの5アームデザイン。価格も一番廉価。仕上げはそれなりだけど、使った感想は悪くない。

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