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2020年9月26日 (土)

小径コンフォートツーリング車は出来るか?

ルイガノMVF改、子供とサイクリング用に作ったけど、子供が大きくなったのでサイクリングに出掛ける事もなくなり死蔵に近い状態。
ただ、時折、懸念箇所をカスタマイズしている。

今はクランクがFC-3403からFC-5503に変わったところ迄をサイトに紹介しているけど、最新はブレーキキャリパーをテクトロのショートVブレーキからテクトロR316というロングリーチのキャリパーに交換している。これはワイヤー調整の利便性を改善させるためだ。

散歩用のカスタマイズとして、フロントに折りたたみカゴ、リアにフェンダー兼用の樹脂キャリアを装着している状態。

この状態で乗ると、小径車らしからぬソフトな乗り心地だけど、もう一段、乗り心地を軟らかくしても良いような感想でもある。そこで思い付いたのは、最初はサスペンションユニットの変更だけど、投入したのはサスペンションポストだ。前後サス付きの自転車にサスペンションポストというと、有り得ない印象かもしれないけど、これはこれで結構良い。

現在はタイヤに1-1/8サイズのタイヤを使っているけど、この細さによる走行抵抗の少なさを維持したまま、どこまでフルサイズの自転車並の快適性が保てるか?を確認したいところ。ただ、フルサイズのツーリング車といえばランドナーであり、これは35サイズ等の太いタイヤが大前提だから、最終的には装着可能な最大サイズである1-3/8サイズに変更し、エア圧を少し落として使うとどうか?を確認する。

実際に、サスペンションポスト+1-3/8タイヤを入れると、20インチの小径車らしからぬ快適な乗り心地である。元々、複雑な構造の自転車であり剛性感があるとは言えない自転車である。速度を求める事を諦めてやれば、これは結構お奨めである。

小径車で長距離走行、、、っていうと、アレックスモールトンとか、バイクフライデーが思い浮かぶけど、あの辺の車輌っていうのは、車体に衝撃を吸収する一工夫が施されている。20インチ以下の小径車となると、快適性を維持するには、車体に一工夫必要、、、これが宿命なのかもしれない。

そう考えると、伝統のモールトン、フライデーに対して、リーチ、タルタルーガ、MVF/Rというのは革新の小径ツーリングと言えるかもしれない。結構、お奨め。

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