過給機トルク
山間部をプロボックスで走っていると、時折、業務バンのプロボックス、サクシード、ADバンに遭遇して、物凄い勢いで追っ掛けられる事がある。
中国山地越えの道路といえば高速道路以外に三桁国道、農業連絡道がある。そして、業務バンは、そういう道路にも結構走っている。
そんな山越えしている空荷の業務バン、結構速い。
バックミラーで接近してくる車が居れば直ぐに気付く。そして、ミラーの中での大きさの変化から見ると、結構なスピードで峠を駆け上がってくるのが判る。
ただ、圧倒的なスピードで引き離すのも取り締まり等のリスクを考えると馬鹿クサイ。
そんな時、頼りになるのが中低速から増強している過給トルクだ。速度を高めて逃げるのではなく、登坂路においては高い速度に逃げるのではなく、上限と決めている速度への時間を短縮するというパターンである。後から見ていると速度は出ていないようだけど、速度への復帰が速いので追い付けないというイメージ。
過給機でトルクを増強、ギア比はそのまま、速度の復元力が圧倒的に高くなっている。太いトルクを活かして高いギアで省燃費走行も出来る一方で、太いトルクを活かして、角ギアにおける速度到達時間の短縮を活かした走りも出来る。
高速道路だけでなく山間部の道路でも、業務バンは結構飛ばしている。凄い勢いで迫ってくる。それでも、業務バン+カスタマイズなら安心である。
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