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2020年10月 9日 (金)

MX-30、微妙だ、、、、

この度、MX-30が販売開始。
国内では、小さなモーターを加えたマイルドハイブリッド仕様からの発売。2021年1月からEVモデルを販売予定だそうだ。なお、以前のニュースだとEVモデルはリース販売となるらしかったけど、通常の販売となるらしい。更に、2022年前半、恐らく夏前くらいからREレンジエクステンダーEVと呼ばれていたREで発電した電気で走るモデルを登場させるという。

ただ、奇抜なMX-30を普通のガソリンエンジン車で登場させて、その後にEV、REレンジエクステンダーを追加させても、その頃には車体自体の新規性は薄れ陳腐化を進んでいるだろうから、ニュースとなりにくいかも知れない。
今回の発表でMX-30でRE搭載が2022年前半という風に発表したということは、来年にでも登場しそうなマツダ2には、当初はREレンジエクステンダーは搭載されないと言う事の裏返しの発表でもある。

それは兎も角、新しいMX-30ってのは車体自体、どうなんだろうか?

そもそも、SUVである。SUVのUは、Utilityである。利便性である。利便性を保つ前提でありながら、フリースタイルドアという利便性を犠牲にしたようなデザインを入れる事自体に矛盾を感じる。これまでの鼓動デザインでもデザイン追求のカラーが濃かったけど、これまでは利便性自体は失われては居なかったように思うけど、今度のMX-30は、思いっ切り利便性を犠牲にしているように見える。利便性を犠牲にしてのSUVという立ち位置は、何とも微妙な空気感である。全体的なデザインがRX-8のように思いっ切りクーペルックでありながらセダンの利便性を少しでも詰め込むという足し算的デザインでの観音開きなら理解できるけど、デザインとしては背の高いSUVである。にもかかわらず、観音開きで使いにくくしてのクーペ調デザインでMXを名乗るのは微妙な気がする。

MXというと、MX-5がロードスター、MX-6がクロノス時代のクーペ、MX-3がユーノス・プレッソ/AZ-3というクーペモデルを思い付く。つまり、そういう印象である。

フォルムは通常のSUVでドア数を減らしてクーペ?、そのためのドア?空間は確保されていても乗降性が微妙なドア。利便性を失ったSUVという風にしか見えないのは気のせいだろうか?それでも、EVオンリーとかREレンジエクステンダーとか、未来的なメカニズムの象徴としての販売ならまだしも、普通にガソリンエンジン、、、、ってのも何となくピンと来ない。

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