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2020年10月 6日 (火)

登坂車線でハイブリッドカーを見たら、、、

登坂車線では、走行車線と追い越し車線がある。登坂路で前走車両を抜くために設けられたゾーン。山間部の峠道の一寸した勾配路の直線区間にあったりする。

で、ここを使って追い越す事は少なく無い。昨日、所要で市内から畑賀峠を抜けて瀬野川に向かっていた。急ぎの用だったので、少々ハイペースで走行。通い慣れた山間部のワインディングロード、制限速度を下回り気味に登っていくハイブリッドカーが居たので、ワインディング区間では追い越し禁止故に、車間距離で車三台分程度空けて追走し、登坂車線の直線区間で追い越しを掛ける、、、、

すると、その直線区間に入るやいなや、追い越しさせないとばかりに急加速、、、、因みに、エクストレイル・ハイブリッド、、、これが結構速いのだ。

曲がりくねったエリアでノロノロ走っていたくせに、追い越し区間で倍近い速度に加速する、、、これって、正直、抜く側から見ると嫌がらせ。ただ、こちらも追い越しレーンに入っていて加速体勢、、、、ただ、加速中故に仕方ないのでアクセルを踏み込む。登坂車線としては300m程度しかない、、、

しかし、、、さすがにスーパーチャージャー付きである。一瞬驚かされたけど追い越し完了である。

ただ、登坂車線が終わってからの下り坂では、先程の上り坂でのノロノロ運転とは打って変わってバックミラーで大きく迫る。面倒臭いから、すこしペースアップして消えて貰ったけど、これって、面倒臭い。遅いから登坂車線で抜く。すると、抜かれまいと急加速後の猛追、、まぁ、下り坂では重たいハイブリッドカーより軽量なライトバンだから直ぐに離れたので問題無し。

しかし、、今時のハイブリッドカー、アクセル踏んでからのレスポンス、侮れない。直線での加速、上り坂での加速は特にそんな感じ。

で、ハイブリッドカーの弱点が分かった。それは、、、バックミラーから挙動を見ると、下り坂でのワインディングは相当に苦しそう。物凄いロールと揺り返し、、、強力な電動加速は、糞重たいバッテリーによるウエイトが在る事を忘れちゃいけない。1.5トンを遙かに超える重量、下りのくねくね道では、物凄いリスクと運動性能のロスがあるようだ。

下り坂に入って最初の二つ、三つ目までのワインディングでの走行姿勢をバックミラーでチェックしていると、大きなロールでセンターラインを割りながら走りながらも遠ざかっていく、、、、バックミラーを見ていてもリスキー感満載である。バッテリーというのは動力源に必要かもしれないが、下りのワインディングでは荷物以外の何物でも無さそう。

こう考えると、バッテリーアシストってのは諸刃の剣。登坂車線で感じた事。

やっぱり、、、バッテリーを沢山積んだハイブリッドカーは要らないな。車ってのは、軽さが正義だ。

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