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2020年10月 9日 (金)

電動化シャーシ

マツダのMX-30、基本はCX-30、マツダ3と同じシャーシだ。
この度、MX-30が登場。取り敢えずマイルドハイブリッドモデルからの登場。来年1月にEVが登場するとのこと。これ、当初のリース販売の予定が通常販売に切り替わったそうだ。

で、このEVといえば、昨年秋にCX-30ベースのプロタイプのメディア試乗も行われている。

そういえば、この時のプロタイプのバッテリーは非常に薄っぺらいバッテリーで、室内のシート下の床下から後輪の間のアクスル直上部にみっちり敷き詰められていた。
このバッテリーをシャーシに搭載した骨格モデルも公開されていたけど、あのバッテリーの積み方だと、一部で評判の悪いトーションビーム式リアアクスル以外は考えられない感じにも見える。

マツダ2でも同じ構造だろうけど、ホイールベースの短いシャーシにバッテリーを積もうと思えば、リアサスってのは占有箇所を極力コンパクトな構造が望ましいのだろう。長いホイールベースだと床下自体が確保できるから、その限りでは無いだろうけど、コンパクトカーでは、その辺の割り切りが伺えるようにも見える。

因みに、プロタイプモデルで公開されたバッテリー搭載図を見る限り、35.5kWh程度のバッテリーでも相当なエリアが必要そうだけど、他メーカー並の50~70kWhのバッテリーというとサイズも相当に大きくなりそう。そうなると、バッテリーの搭載箇所ってのは、更に悩まされそうだ。

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