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2020年11月 1日 (日)

ジュニアカセット

誰が名付けたか知らないが、トップ歯数が13T以上のカセットセットがジュニアカセットというらしい。
シマノでトップ13T以上というと、9速カセットなら13-25T、14-25T、10速カセットなら13-25T、14-25T、15-25T、16-27Tで、11速カセットなら14-28Tというのがラインナップされている。
興味深いのは、何れもロー側は現行ワイドレンジカセット程歯数が多くないということ。

そんなジュニアカセットだけど、使用上、幾つかの制限があるようだ。
それは、トップ13T以上のカセットの場合、使用を想定していない通常のフレームの場合、チェーンステーとチェーンが干渉しかねないということ。特にトップが15T以上では厳しい場合が多い。小径車の場合は13Tでも厳しい場合がある。BSのテーラーメイドフレームではトップ16Tはアウト。ルイガノMVFもトップ13TはOKだけど14Tはアウトである。
他の制限は、ジュニアカセットで軽いギア比を望む人が短絡的に選びたくなるのがフロントトリプルのクランクセットだけど、トリプルとジュニアカセットはメーカー取り説にも記載されているけど使用不可である。まぁ、現実的には有り得ないけど、インナートップで使う場合、チェーンがアウターリングと干渉しかねないからだ。干渉するとチェーン巻き込み、チェーン破断を招き非常に危険ということ。

我が家では、小径車以外は基本的に全車がジュニアカセットである。スポルティーフである東叡スタンダード、ユーラシアは14-25T、ステンレスロードは16-27T、チタンロードは13-25Tである。小径車もルイガノMVFでは13-25Tである。トップ歯数を13T以上にすると、トップロールアウトが6~7m程度に留まり、40km/h以上での維持走行が難しくなる。具体的には下り坂での加速が出来なくなるということ。一方で、常用域で多様するロールアウト5.5m近辺で、ギア比のステップ幅5%程度で5~6枚を選べるようになる。ロールアウト5.5mm近辺というのは90rpmケイデンスで30km/h程度の領域で、105rpmで35km/hという領域。平地単独で走る場合、そういう状況で遭遇する追い風、向かい風、路面の荒れ、緩勾配で増える負荷変動に細かく対応出来る。ステップ幅が5%ということは、同じ負荷で速度の変動幅が走行条件が変わっても5%程度に抑えられるということ。ステップ幅が広ければ、速度変動幅を抑えようとすれば、負荷が5%以上の変化で脚に影響を及ぼす。負荷が10%変わるのは、高ケイデンスで走行する時には大きな無理というか負担になる。ケイデンス低めで走る人ならステップ幅10%というのは容認範囲だけど、高ケイデンスで走る人はステップ幅は小さい程負担が小さくなる。
つまり、カセットのどの領域をタイトな刻み幅で使うかで、トップ歯数が決まってくる。自身の場合、カセットでいえば18T領域で前後に5%程度で2枚ずつで合計5枚が並べたくなる。最低でも4枚は並べたくなる。つまり、16-17-18-19-20T、最低でも16-17-18-19Tが欲しくなる。

この歯数領域で1T刻みのカセットというと、実質ジュニアカセットしか存在しない。

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