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2020年11月18日 (水)

大型二輪免許、取れば?

これが、教習所取得解禁になったのは1996年、もう24年前の事だ。
これによって大型二輪のラインナップが飛躍的に充実。その一方で、それまで実質的な最大排気量クラスだった400cc以下モデルが激減。

因みに、それ以前の限定解除審査が必須だった時代というのは、1975年以降1996年迄の20年。この時代に制度の影響で大型バイクを諦めていた世代というのは、1975年で16歳以下だから1959年生まれより下の世代~1996年で18歳以上の世代。つまり、2020年時点で42~61歳以下世代が旧免許制度で大型バイク免許が難関だった世代。この世代には、1980年代のオートバイブームでブームを支えた16~25歳世代、1980年の25歳~1990年の16歳だからが今の46~65歳とオーバーラップしている。

この世代の単車好きは、他の世代に較べると単車好き度合は相当に上回っているようにも思う。それ故に、この世代は、免許制度改正で割と早い段階で大型二輪免許を取得しているのでは無いだろうか?いまの46~65歳世代というのは免許制度改正が24年前だから年齢的には、22~41歳の頃だ。体力的にも十分。恐らく、情熱もバリバリだっただろう。

ただ、この中で当時の30歳以上の人達は生活環境の変化でバイクから遠ざかっていた人、子育て等でバイクどころでは無かった人も少なく無く、今の54~65歳世代の人は、もしかしたら免許制度が改正になったときに、事情で大型二輪免許をゲットする機会を逸した人もいるかも知れない。そういう世代が仕事をリタイヤする年代に差し掛かり久々にリターンしたりしている人も結構居そう。ただ、免許制度が変わって24年、当時の中免では選べるラインナップがとても少ないのが現実で、かなりショックを受けるのでは無いだろうか?バイクが好きだけど、選択肢が無さ過ぎる、、、、欲しいバイクは全部重量車。そんな重量車は普通にみんなが乗っているというのが現実だ。

特に、今の54~65歳といえば、レプリカブーム絶頂期1985年における19~30歳世代であり、仮に免許取得を逸していれば、特に新しい免許制度で大型二輪免許を取得して大型自動二輪を楽しんでいる人に対して、相当に拗らせた感情を持っているかも知れない。

レプリカブームを過ごしていたという自負で、テクニックなら負けない!(笑)とか、今時の大型ライダーは下手糞だ!とか、そんな醜態を撒き散らしている人も少なく無い。

周りにも、そういう人が居るけど、還暦定年になったら時間も余る。もしかしたら、体力があれば大型二輪免許を取る事も可能。拗らせるくらいなら、退職金の一部と余った時間を使って、サッと免許を取れば良いと思う。

きっと、、、、新しい世界に気付けると思うし、他の大型ライダーへの変なプライドというか思いも消えるのでは無いだろうか?

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