クラウン、セダン止める?ホント?
このニュースが更にネットをざわつかせている。
クラウンというブランドは残るけど、セダンじゃなくなる。SUVに変貌を遂げ国内専用車ではなく海外輸出も想定したインターナショナルカーになる、、、
ホントだろうか?
だとしても、チョイ高級でスポーティなSUVで海外向けといえば、レクサスのRXとか存在している。チョイコンパクトならLX、トヨタブランドならハリヤーとか存在している。
そこに当て嵌める?
チョット無理があるような気がする。
高級でもスポーティでない路線?背の高いワゴンタイプの高級車という路線で行くのだろうか?
一部で噂されている、マツダのFRの次期CX-5/8あたりと兄弟車になってデザインは極普通のワゴンとなって登場するのだろうか?
何とも想像し辛い。
正直、クラウンの迷走はセドグロのグラツー人気に乗じたアスリートシリーズから始まっている。それまでの走る応接間という存在が、スポーティに降って若者に色気を出したのが誤りの始まり。V8-4000ccロイヤル迄は良かったけど、アスリート以降は、今考えれば微妙。アスリートというのはクラウンという名称を外すべきで、マジェスタ系をクラウンとして売るべきだったのだろう。近年のクラウンは60代中心の中小企業経営者とか大企業役員の車というよりも、40~50代の小成金、中古を狙いのヤンキー向けという印象が強い。結果的にクラウンは豪華な車から下品な車に成り下がっている。今、本来の層は、若作りで強面のクラウンを下品と評価しているのではなかろうか?それ故に、選ばれないように思う。
そんなクラウン、今度はSUVだという。SUV化で数が売れるかも知れないが、60代の成功者が背が高く乗降性が悪化するであろうSUVクラウンなんて欲しがるのかな?全く別の消費者向けになりそう。そうならば、既にクラウンというブランドを名乗るのは違うような気がする。
クラウンというのは、60代以上の成功者が安全、快適に乗れる存在という本来のポジションに戻すべきのように思う。安全装備をフル装備し、時代と共にアップグレードを受け入れる構造。乗降性に優れ、完全フラットライドで完全に静粛な空間を提供してくれるモノ。どんな体型や癖をもった身体のオーナーでも、それに完全に適合出来る環境を提供してくれる。また、運転中のアクシデントにも自律的であったり遠隔という方法であったり、あらゆる手段を駆使して運転者をケアしてくれるシステムを搭載していく、、、そういう方向を目指すべきにも思う。
車は、やはり名前というかブランドの意味を守って進化していくべきのように思う。
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