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2020年11月12日 (木)

直6もスカイG、D、X?

マツダが今後2年の内に発表するパワートレーンの写真公開。
縦置きの直4、直6、そして展開はスカイアクティブG、D、X、そして48Vマイルドハイブリッドだそうだ。

スカイG、Dは良いにしてもスカイXはどうなの?

この度、ソフトウェアをバージョンアップしてM/Cモデルから投入するとか言ってジャーナリスト向けの試乗会を開催して絶賛されているけど、このスカイアクティブXってのは、基本、ガソリンエンジン、これにスーパーチャージャーがセットされている仕様だ。
正直、スカイアクティブXってのは、別にXを名乗る必要など無かったのではないか?とも思う。スカイDがディーゼル+過給機、ガソリン+過給機なら普通にスカイGで良かったのでは?とも思う。スカイXを今の値付けではなく、高くとも現行の2.5Lターボ並の価格に抑えていれば、利幅は小さくとも台数は稼げていたかも知れない。

今の値付けのスカイXは、価格と性能を考慮したら決して褒められた存在ではないし、仮にマイルドハイブリッドを組み合わせても燃費性能的に厳しいのは明白。これを6気筒3L化して上級移行しても厳しい未来しか想像出来ない。相当に高性能を突き詰めていなければ難しいような気がする。

スカイXなんてネーミングは引っ込めて、1.5Lは3気筒、3Lを6気筒、そして価格は利幅を求めるのは諦めて、ディーゼル並の価格でラインナップを組み直して早く投入しないと、市場投入さえ出来なくなるのと違うだろうか?

もっと言えば、ディーゼルのスカイDも、サッサとISG等のマイルドハイブリッドで価格据え置きで登場させないと、開発するも世界の趨勢から市場に投入することさえ出来なくなりそう。

正解かどうか知らないけど、少なくとも電動化、水素化へのシフトは不可避。市場で内燃機関が取り敢えず売る事が出来る期間は限られている。今迄の投資を少しでも回収したいなら、ぐずぐずするのでなく価格を抑えて展開しないとダメと違うか?

少し心配になる。正直、REレンジエクステンダーもどうなるか判らない。スカイXについては、今の値付けを通すなら、最低でも燃費性能、環境性能、経済性の面で身内の現行スカイD以上でないと無意味。今はスカイDに及ばないのなら、高くともスカイDの価格が上限では無かろうか?

株主向け発表会で、未来展望を示しても、あまり意味はない。

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