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2020年11月17日 (火)

バイクはトルク

週末ライドで月走行距離500kmを掲げて実践。結婚、子育て等でバイクの走行距離が月間100km程度に落ち込んでいたのが35~38歳時代。月間走行距離は学生時代が4000km、結婚前が1000kmくらいだったから随分減っていた。結果、感覚が鈍っていたけど、今は500km程度を走り続けている。
結果、かなり思い通りに重たいバイクが振り回せる様になってきた。
で、、、、楽しい。

そして、更に改めて思うのは、バイクの楽しさ、スペックじゃない。何でも良い。原付も楽しい。2ストも楽しい。重量車も楽しい。馬力なんて、どうでも良い。楽しいのだ。

馬力よりも重要なのがトルク。このトルクが楽しさに重要だ。

アクセルワークで動きに変化を与える。この変化というのはトルクが重要。単車の楽しさは扱う楽しさ。扱いを実感できるのは運動が変化するということ。変化に必要なのは力。

感覚的には、エンジン形式関わらず、、、、最低でも5kgf・mは欲しい。これだけあれば、十分。馬力はどうでも良い。馬力というのは最高速を論ずるのに必要なだけ。大事なのはトルク。楽しいのは実用域で、そのトルクがあるかどうか?である。

昔の250ccの2ストローク、45PSスペックで当時の実測で200km/h前後出るけど、そのためのトルクをその回転域限定で出せていただけ。公道でアホみたいにパワーバンドに入れて走る訳ではない。そうでない時は、ピークトルクの半分程度。これを扱う楽しさは確かにあるけど、いつも張りつめて乗る訳ではない。これしか知らないと判らないかも知れないけど、常時5kgf・m以上発生するようなバイクは、いつでも自由自在。思い通りに動く。この楽しさは格別。逆に4kgf・m未満のバイクは、張りつめてパワーバンドを保てば、ソコソコ動くけど、微妙に物足りないのは事実。

昔、中免時代、バイク屋の店長に、一度乗ってみな!世界が変わるから、、、、って言われてたけど、今思えば、改めて、そう思う。馬力で最高速を語る、、、、これって、個人的には世界を知らない子供の強がりにしか聞こえない。今は速度ではなく、操る楽しさ。普通に走って普通に楽しいのは、普通の時に有り余るトルクが重要。

こう考えると、注目の一台がある。

それは、、、、ホンダの教習車両。そう、NC750Lだ。ロングストロークツイン、37PSながらトルクは5.5kgf・mである。恐らく、アイドリング域から全域でフラットな大きなトルク。トルク変動は小さく十分なトルクを安定的に提供してくれる。

これは、教習車と侮る無かれ、、、恐らく、ジムカーナでは相当なパフォーマンスを示してくれそう。これ、一般入手出来るなら、欲しい一台。

スペ中からみれば、有り得ないバイクかもしれないけど、個人的には、かなり注目。

実質的には大昔の2ストレプリカなんかより、街中ではブッ千切りに速いだろうな。

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