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2020年11月14日 (土)

ゼファーとかZ900RSとか

それにしてもカッコイイ。ZRXも良く出来ている。ホント、ユーザーのハートを鷲掴みにするのが上手い。デザインのセンスは、国内4メーカーでピカイチだろう。
スズキの新型KATANAなんかに較べるとデザインの良さはずば抜けている。

ゼファーの場合、過去の名車と殆どエンジンが同じ、車体構成も同じ、それ故に、失敗しようの無い材料で料理しているから、逆に言えば失敗しようがないとも言える。

ZRXの場合は、空冷エンジンを使わず水冷エンジンを用いているけど、空冷エンジンに較べて凝縮度合の高い水冷エンジンの外観にマッチするように外装をリメイクして、如何にも塊感のあるデザインを再構築している。タンク、ビキニカウル、テールカウル、、、この辺りはヘリテイジの対象であるZ1000Rとは異なる造形ながら、ベースの空気感を保ち、それに塊感を与えた素晴らしいデザイン。売れない訳がない。詳細については、当時流行していたカスタム車が装備していたパーツを再現したパーツ類を上手い具合に配置して、メーカー純正のカスタムバイクとも言える存在だ。

これらを経て登場したZ900RS、この場合、ZRX同様に水冷エンジンながら、更に新しい世代で昔のエンジンとは似ても似つかないエンジン。フレームに至ってはクレードルフレームでさえない。勿論、二本サスでも無ければ、正立フォークでもない。装備を羅列すると、ZRX以前のモデルとは仕様が全く異なる構成なのだが、それでもゼファー以前のカワサキの名車のディテールを上手い具合に取り入れた構成。材料が異なれど、完成した料理としてみれば、誰が見てもカワサキの伝統的なマルチエンジン搭載のスポーツバイクの系列と言える仕上がり。ゼファーのように端正でもない、ZRXのように凝縮感のある迫力を持っている訳でもない。寧ろ、どこか違和感のあるデザイン的に破綻しているようにさえ見えるのだが、その未完成感が、現代のバイクでありながら、どこか未完成な旧車の空気感さえ再現しているかのように見える。現代の装備を過去のモデルの空気で仕上げている。いってみれば、現代の技術が60~70年代にあったとして、その時に登場したモデルのような雰囲気だ。

ゼファー、ZRX、Z900RS、、、このシリーズは実に良く出来ている。マルチではないけどW650~W800も素晴らしいデザインのモデルだ。

ただ、これらのモデルは、J系、GPZ系以前のモチーフとなったモデルと絶対的に異なっている点がある。それは、Z1/ZⅡ~J系のモデルは時代毎に最先端を目指したモデル達。未来を見据えて生まれている点。しかし、ゼファー以降Z900RS迄のモデルは、未来は見ていない。過去のヒット作を今風に再現しているモデル。時代における最先端の技術で尖った存在ではなく、時代において使える技術でフレンドリーに作った存在。モデルの向いている方向は未来ではなく過去だ。

如何に格好良くても、スピリットという面では正反対である。これらが、伝統のモデルと同じ系統の外装を纏うのであれば、時代における最先端を目指し、スピリット的にも同じ方向性を持っていればなぁ、、、と思う事が多い。

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