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2020年11月13日 (金)

ショックユニットの向き

先日、リーチパシフィックの前モデル(二代目)モデルに乗る機会があった。
初代モデルは、タルタルーガ・タイプS、ビアンキ・フェニーチェ、ルイガノMVF/MVRと同系だったけど、二代目は、フォーク、ダウンチューブが湾曲し、サスペンションピポットが前後とも上方に移動している。他には、リアショックユニットがホリゾンタルマウントからバーチカルマウントとなっている点が大きく違っている。

これに乗って一発目に思ったのは、想像していたよりも乗り心地がソフトにはなっていないということ。当初、フレームパイプが曲がって、ショックユニット部におけるストローク量が増える様に配置してあったので、てっきり乗り心地が良くなったと思ったのだが、そうでもない。

最大の違いは、比較的大きな、と言っても30mm弱のギャップを乗り越える時だけど、リアサスからの突き上げが明らかに大きくなっている事。これが最大の違いである。

その理由は?と思ってフレームを観察すると、リアショックユニットの取り付け方向の違い。従来モデルはアンダーパイプと直列で、衝撃はパイプ方向に伝わりヘッドパイプで受ける構造。従来はシートパイプに接続されて、サドル部分で受ける構造。この衝撃を受ける方向の違いがギャップからの突き上げの印象の違いになっているような印象。

そう言えば、ヤマハの初代モノサス、モトクロスサスはリンクレスだったけどショックをバックボーンに直列に配置し衝撃をヘッドで受ける事で乗り心地悪化を防いでいたという話だけど、それを思い出した。

因みに、リーチの三代目の最新モデルでは、リアエラストマーは再びホリゾンタルマウントに変わっている。

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