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2020年11月16日 (月)

オッサンにTREK

似合う場合もあるけど、そういうのは極稀。似合わない方が多いような気がする。
オッサンといっても色んなオッサンがあるけど、ブームに乗って、その世界に入ってきたパターンのオッサンの場合、ロードバイクの世界ならTREK等のレーシングブランドのハイエンド製品だとか、単車だとすると、各メーカーのフラッグシップ系のスーパースポーツモデルというのは、微妙に似合わないような気がする。

まぁ、似合う似合わないは他人が判断するモノでもないし、好きなモノを買うのは金を払う人の好きずきだから、基本的にはどうでもよいけど、それでも微妙にミスマッチ感があるような、そんな気がする。

今も続くロードバイクブーム、売れ筋はフルカーボンフレームのカラフルなロードバイクだろう。興味の無い人から見れば、皆同じだろうけど、ロードバイクは十万円前後から上位機種となると百万円を超えるモノ迄様々である。
そんなロードバイクだけど、それぞれの価格帯の様々なモデルというのは、それぞれに特徴が与えられており、或る程度絞り込んだユーザーをターゲットにしている事が多い。

例えば、10万円未満だと、フルカーボンでは無いかも知れないけど、この世界に興味のある若者が買うという印象。15万円程度迄のクラスだと、流行の自転車ブームに初めて入ってみるという一台として選ばれるパターンで、初心者中高年という印象。30万円台に入ると本格的な部活で自転車競技を行う学生さん、自転車ブームに嵌った中高年の二台目といった感じだろうか?それ以上、例えば百万円を伺うとなると、ブーム関係無しに長い間、この世界を趣味として嗜んできたベテランさん、エンスージアスト、或いは、競技にどっぷり浸かっているような人が対象という印象。

しかし、稀にオッサンで初心者ながら、粋なりハイエンドロードバイクを愛車としているようなパターンも見掛ける。それも結構少なく無い。
ただ、自転車の放つオーラと、乗っているオッサンのウェアのミスマッチ感、乗車姿勢、フォーム、スタイルから感じる『何か違っている感』の乖離が著しい風景も結構見掛ける。
っていうか、ハイエンドモデル程、そういう乖離度が大きいような、そんな印象である。

カッコイイ機材選びっていうのは、乗り手とバイクのバランスが取れている事。バイクのキャラ、価格、ジャンルというのと乗り手の経験というのは、見た瞬間に嵌る場合と違和感を感じる場合があるけど、機材自体は不変であり、そのバランスの違和感というのは乗り手の醸し出すオーラ次第なんだろう。オーラというのは、フォーム、体型といった部分で滲み出るのだろう。フォームとか体型というのは、お金だけでは調達出来ないモノ。時間を掛けた取り組みを行っただけ身に付くもの。こういう違和感を感じられないようにしたいものである。

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