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2020年12月 7日 (月)

上から見ると

今時の単車、単気筒とかツインではなく並列4気筒のモデルだけど、滅茶苦茶ずんぐりしたガソリンタンクが視界を塞ぐ。
昔の並列多気筒エンジンといえば、上から見るとタンクの両サイドからシリンダーヘッドが飛び出していて如何にも重量車という感覚だったのと比較すると随分と視界が異なっている。6気筒のCBXでは、エンジンの張り出し具合がハンパ無く、6気筒ってスゲェ!って印象だったけど、今は昔だ。

今のモデル、タンク下には何も見えない。幅広すぎるタンクが目の前に鎮座しているだけだ。

それ故に、今時のモデルは真上から見ると、非常にずんぐりしている。

理由はエンジンを両サイドから抱え込むペリメーターフレームの普及が起因している。エンジンを横からフレームで抱いて、そのフレームの上にタンクが覆い被さる。これが不格好の原因である。

新型のKATANA、真横も微妙だけど真上からの見た目はKATANAとは言い難い。真ん前、真上から見ると刀という言葉の細さ、鋭さは感じられない。カタナというよりカンナという印象である。ただ、それ程幅広のタンクでも12Lしか入らないのは、エンジン上に大きなエアクリーナーが乗っかっており、タンクの内側の殆どがクリーナーでくり抜かれているからだ。

やはり、今時のバイクでレトロを再現するなら、ダウンドラフト吸気ではなくホリゾンタル吸気、ツインスパーのペリメーターフレームではなく、クレードルフレーム、そして乗車して見下ろせばシリンダーヘッドが目に飛び込んでくるようなデザインが望ましく感じる。

発売年度は人気爆発のKATANAだけど、その前に登場したZ900RSともども乗車時に視界に飛び込んでくるエンジンの迫力が無いのは少し寂しい。

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