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2020年12月 5日 (土)

マツダの電動化

どうするんだろう?
一応、モーターが付いていればHV扱いならISGタイプのe-スカイアクティブでも大丈夫なのかもしれないけど、それって微妙。

FF系の場合、トヨタのTHSユニットを購入して採用するという事も考えられそうだけど、開発に大金を投じたFR6気筒のパワートレインを電動化する場合、如何にするのだろうか?

欧州では既に販売済みのメカニズム、今更出して競争力があるのか?というと、かなり疑問。そもそも、FRの電動化にISGタイプってなると、効果が如何ほどか?というと、あまり期待出来ないかも、、、、

将来の電動車の定義にモーターで或る程度の自走可能という定義が付けられたりするとISGタイプでは厳しそう。ただ、時代の流れ的にはモーターで自走出来ないと厳しいのでは無いだろうか?

マツダは年初に6気筒エンジン、トルコンレスの8速ATの特許出願していたけど、これを前提だとトヨタのFR用THSを組み合わせるのも考えづらい。FRならモーター内蔵のトランスアクスルか?とも考えたけど、今からだと時間的に厳しいか?そもそも、トランスミッションの前にモーターを配置するのは合理的か?というと違うような気がする。全回転域でトルクが一様に取り出せるならモーターはホイールに近い程合理的。そう考えれば、デファレンシャル部分にモーターを取り付ける方が合理的かも、、、これならFF車で後輪モーター駆動の4WDでのHVにも使えそうだし、モーターによる自走も不可能ではないかもしれない。

良く判らないけど、特徴ある内燃機関を用いつつ、その特色を活かしながらも、時代の趨勢に適合するような電動化デバイスを何らかの工夫が必要そう。

ただ、マツダ3以降、FF系も時代の流れに適合させる必要があるけど、はたして、登場が迫る新型マツダ2は、商品力を持って登場出来るか?っていうと、なかなか難しそう。

このカテゴリーでは、ヤリス、フィットと強力な商品力を携えたモデルがあるけど、今度登場するノートは、更に時代の先を行く印象を消費者に与えている感じ。新型ノートを見ると、ヤリスでさえ時代遅れ感がある。その後に登場するマツダ2、THSを移植できたとしても本家のヤリスに及ばないだろうし、そうなると当然ノートにも商品力的に劣っていると捉えられる。欧州向けだけでなく国内向けでも開発停止でヤリスOEMのフェイスチェンジモデルに為りかねない。

2021年、2022年に登場するマツダ車、マツダの将来を占う意味で非常に興味深い。

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