アナログメーター
最近、単車の世界では少数派っぽい。アナログ式二連メーター、これが長らくスタンダードだったけど、今は、スピードはデジタル表示、タコメーターはバーグラフ表示、これが多数派。液晶もモノクロが多かったけど、最近はカラー表示が多い。
ただ、最近のモデルは一見アナログ式っぽく見えても一体型のケースで大きな基盤の上にモーターが乗っかって外見的に昔風のアナログメーターであっても中身は完全に電子部品と化しているのが殆ど。
メーターの脱着となると大きなカプラーでワンタッチで取り外すというパターンが多いようだ。
しかし、90年代初頭以前のモデルといえば、スピードメーターは機械式、タコメータこそ電気式だけど、それは完結部品。後は電気配線でライトが付いたり消えたりという程度だったのに較べれば雲泥の差。個人的には、スピードメーターもタコメーターも機械式のワイヤー駆動が単純で好きだけど、今時、そんなのは存在しない。
当初こそ電気式メーター+インジケーターランプだったのが、基盤に統合的に表示させるような構造となっている。表示も昔ながらのインジケータに加え、最近は、各部の電子制御が進むにつれて、そのデバイスの制御状態を表示させるようなインジケーターも増えてきており、メーターユニットに入るチャンネル数も飛躍的に増加している状況。
現状のユニットは、一部表示が異常を来したくらいなら自分で直す、、、とはいかない。
多接点の端子で接続する構造であり、どれがどれやら、少なくともマニュアル等が無ければ判らない。もしかしたら、マニュアル類には記載が無いかも知れない。機能が複雑になっても統合と集積が進みすぎるとユーザーには手出しが出来なくなるもの。たかがメーターという表示装置でさえ、そんな感じ。
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