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2021年1月16日 (土)

高剛性追求の果てに、、、、

結果的にフレームはモノコック風、パイプ接合部は一体成型のシェルデザイン、そして、貫通軸が剛性追求の結果大径化、、、、これが今の自転車のデザインだ。

ヘッドパイプがごつく太くなっている。フラッシュサーフェイスが進んで一体的と言えば聞こえはよいけど、一言でデブだ。
BBもしかり。従来のBBではなくBB30等の大径クランクが入るようにごつくなっている。ベアリングも大径ベアリングを両サイドから打ち込む構造。

このパイプ集合部は一体成型が進んで非常に大きくごつくなっている。油圧ライン、ハーネスラインを内蔵させるためのメンテナンスホールの役割も兼ねているので一段と太くてゴツイ。

自転車がパイプワークの工芸品と呼ばれていた時代とは全く違っている。工業製品でモナカ併せで作った大量生産品である。

バイクでいうと、昔ながらのダブルクレードルフレームから、レジャーバイクのDAX、ビジネスバイクのCDのようなプレスバックボーンフレームになっている。確かにカーボン等で作れば軽量高剛性かもしれないけど、視覚的に広い面積の物体である。面が広いがために、派手な塗色が施されている。

コントラスト鮮やかな塗色にブラックパーツ、、、、どうも美しくない。

細身のストレートパイプにメタルパーツ、、、、単車でいうとトラスフレーム的な繊細さ、こっちの方が好きだ。

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