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2021年2月 1日 (月)

メカニズムの工夫は

最近のオートバイ、制御の高度化は進んで、電子部品も数多く採用されて、如何にも近代的というか現代的となってきたけど、根幹の部分が全く平凡。
敢えて個性と言えば、過給機S/Cをラインナップとして拡充し続けているカワサキのH2シリーズくらいの印象だ。カワサキというのは他の3メーカーと比較すれば個性的かもしれない。ZX14Rに至るモノコックフレーム、カムのベベル駆動のWシリーズ

昔、少なくとも90年代迄はメカニズムに工夫を凝らした独特なメカニズムを搭載したモデルが多かったけど、今は殆ど定型的、一律的である。

並列6気筒のCBX、わざわざ捻ったVツインのGLシリーズ、可変フライホイールのGR650、RFVCという放射配置バルブのXLシリーズ、V2/V4エンジンを拡げたVT/VFシリーズ、原付でDOHC4バルブのDREAM50、、、、足周りもメーカーによって色々。やっぱりプロアームが象徴的だったりしたし、そんな印象だけど、今時のモデルは、重量車は水冷直四、ミドルクラス以下は水冷パラツイン、フレームはSS径はアルミツインチューブ、それ以外はスチール、、、基本はそれが全て。

メーカーオリエンテッドなメカニズムを売りにしている、、、、そういうのは非常に少ない。ブランドに豊かな個性を与えるには、コンセプトかメカニズムのオリジナリティだけど、それが主張されているモデルっていうのは、昔に較べるとグッと減っている印象だ。

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