ローラーマジック
これが少々気になる。
大昔、流行ったツール。アウターワイヤーの湾曲部をローラーに置換することで動きを良くするという触れ込みの一品。
メーカー純正としては、シマノのRD-C531というインテゴ用Rメカに装着されていたことがある。不都合、不具合は無かったけど、構造的に一台限りで他の製品に展開しなかったことから有用なメリットが見出されなかったのかも知れない。
一部のローディの間で使われていたRメカのビッグプーリーみたいな存在かも知れない。
ローラーでワイヤーの向きが変えられて、抵抗は滑車ベアリングとなるのが良いのか、通常の湾曲ワイヤーの摺動抵抗が良いのか、良く判らない。ワイヤー自体に癖が付かないならローラーマジックが良さそうだけど、滑車の径が小さくない。ワイヤーに癖が付いたらワイヤーのストロークの際にワイヤーが滑車にしっかり追随するか?そして、湾曲して癖の付いたワイヤーが滑車を回すのに変な抵抗が生まれないか?という懸念がある。
恐らく、そう言った類の懸念による問題があったので普及しなかったようにも思う。
ただ、エンメアッカのロードではエンド部の形状からワイヤーの湾曲がタイトなヘアピン状なので、チョットローラーマジックってツールを使ってみたいような、そんな気もある。
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