NIZIUとか
去年、一瞬流行ったような気もするけど、最近はよく判らない。
まぁ、アレ系のノリが好まれるのかもしれない。最近、色んな年代のMVを視聴するけど、オッサンのせいか、最近の音楽は、どうもピンとこない。男性、女性の歌い手さんの音楽、オッサンには、全部同じにしか聞こえない。声は男女ともに裏返ったハイトーンボイスでリズムに乗せるよりも早口にリズムを合わせているような印象。敢えてといえば、各種アニメとのタイアップ曲には違和感を感じないけど、愛だ恋だ友情だ、、、というフレーズの入った裏返し系ボイスによる曲は、正直、どれも同じに聞こえる。
集団歌謡とも言える表題のグループについても、ダンスというか舞いについては相当な練習を積み重ねてきているのだろうとは思うけど、ハイトーンの早口歌謡では、頭には殆ど残らない。同じリズムパートが繰り返し残る印象に留まる。流行は去った感が強い、秋元康さん監修の多人数歌謡とか、つんくさん監修の歌謡の方が印象に残ってきたように思う。
後は、若年世代に人気の歌のMVといえば、アニメ映像を背景としたモノが流行っているようだけど、こうなってくると殆ど同じに見えてくる。中には、社会に対する攻撃性を売りにして受けている曲もあるようだけど、この攻撃的な曲というのは、第二弾、第三弾と続きづらいのが過去からのパターン。次の作品がどうなるか?の方に興味がある。
これらに対して、70年代~00年代の曲は、割とすんなり違和感無く聴くことが出来る。特に70年代から90年代の曲の方が聴きやすい。まぁ、自分の世代が影響しているのは間違いないけど、アーティスト毎に個性が明確でジャンルが判りやすい。SHOW-YA、レベッカ、ZELDA、PSYS、プリンセスプリンセス、ノーマジーン、ゴーバンズといった女性メインのグループ、それぞれに違いを感じる。ソロでも、今も活躍しているユーミン、中島みゆきからアンルイス、山下久美子、渡辺美里等、キャラは明確に異なっている。アイドルについても先日引退コンサートが話題となった山口百恵から松田聖子、中森明菜といった歌手のライブ映像の迫力は最近のとはチョット違う感が強い。
まぁ、世代毎に好みの曲調に違いが出るのは当然だとは思うが、00年代以前のモノの方が、プロフェッショナル感が強いように感じる。10年代、特に後半以降は、パーソナルリリースというか趣味の延長でリリースされている感が強いように感じる。リリースされる曲を聴くと、何らかの影響を受けたのだろうけど類似性が強い印象だ。
表題のグループといえば、少し前に流行った尻振りダンスで流行ったグループを彷彿させる。ただ、同じ様に持続的に注目を浴び続ける感は薄い。持続的というと時代とともに変化しながらという形だけど、そういうのは、先のユーミン、中島みゆき以降と言えば、安室奈美恵といった人を思い浮かべる事が出来るけど、10年代後半以降の人に、そういう感じがあるか?というと、今のところ見付けることが出来てない。
まぁ、戯言といえば戯言だ。
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