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2021年2月11日 (木)

Vブレーキの小径車

これで細いリムの自転車、結構多い。市販車、改造車、結構多い。
でも、あまりお奨めしない。

なぜなら、ブレーキピポットとリムが離れすぎているのは良くない。
この場合、ブレーキを引いてアームが狭まるとブレーキシューはピポットを中心に円弧を描きながらリムの内側方向にシューがシフトする。

シューの摩耗毎にアタリ位置を調整しないと接地面積が確保出来ない。

細いリムの自転車なら制動時にリムの外側にシフトするような移動が望まれる。つまり、キャリパーブレーキがベスト。

Vブレーキなら幅広リムのMTBで使うべき。

Vブレーキ車輌に細リムに極細タイヤ、更にドロップハンドルとかで強引にショートVとかトラベルエージェントを使う例もあるけど今一。
ショートVの場合、シューがリム内に逃げる角度が急になるので、更にアタリ面の正常位置がキープ出来にくくなる。

この辺り、カスタム時に留意すべきポイントだ。

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