純チタンフレーム、ステンフレームの乗り心地
クロモリ車、ステンレス車と同時所有していると違いが判りやすい。
このフレーム、マックスチタリオン、フジチタンと言われているタイプのオールチタンのホリゾンタルフレームである。最近のチタン-アルミ合金のフレームとは異なり、第四種純チタンのフレームだ。
合金系フレームよりは、割れ等の問題は発生しにくい反面、強度的には合金系フレームには及ばない。言ってみれば振動吸収性の優れた柔らかいフレームとのこと。
で、果たして、乗って柔らかいか?というと、正直、これ単体で乗っていると、これが柔らかいのかどうか?っていうのは全く見当が付かない。
そこで、構成が極めて似た構成でフレーム材質のみ異なるエンメアッカのステンレス車と較べてみると、乗り換えた直後に判る感じ。
勿論、空気圧は同じである。
路面衝撃を吸収しているのは間違いなく純チタン車である。イメージとして空気圧が一割低い感じである。勿論、高圧のままだから進みは軽い。軽い進みで乗り心地が良いのが特徴。しかし、大きなトルクを掛けての進みは今一。ヒルクライムでは重量の軽さは実感出来るけど、ホイールイナーシャが推進力を生む感覚は少ない。
一方でステンレス車は、基本、乗り心地は硬い。ただ、振動は全体が振動して吸収する感じでクロモリ車、東叡スポルティーフに似た感じである。ユーラシアではモッサリしているけど軽快に振動して吸収するのはクロモリっぽい。
オッ!と思うのは、ヒルクライムにおける推進力。大きなトルクを掛けてホイールをしっかり回すとホイール慣性での進みが明確なイメージ。踏んだ力がしっかり駆動力に変化する感覚である。これが独特。大きな力を逃がさない、、、、これがチタン車との違いだ。
見た目は似ているけど、乗り味は結構違う。
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