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2021年2月16日 (火)

45PS

これ、レプリカブーム時における250ccの自主規制出力。その一寸前、80年頃の400ccろーどスポーツモデルの横並び出力。具体的には43PSのZ400FX、44PSのGSX400Eの次の世代のモデルで横並びだった出力だ。XJ400、GSX400F、XZ400、RZ350あたりまで。この時の出力値。

この45PSという馬力、今思えば、このくらいの馬力が高速道路ではない一般道の峠道でブン回して走るに丁度良い馬力だったように思う。

これより少ない馬力、レプリカブーム前の250ccだと30PS前後が多かったけど、そのくらいの出力値は峠道=山道だから上り勾配が必須だけど、上り坂で加速がカッタルイ印象が強かったけど、45PS時代になってからは上り坂で加速に不満を覚えた事は無い。全開でアクセルを開けて程良い印象。コーナーとコーナーのスパンからいって直線部分で不満無しである。これ以上の出力、例えばRZ350Rなら55PSだけど、この辺りになるとアクセルを開ける時間はかなり短くなる印象だ。

そういう意味で峠で遊ぶなら45PSっていうのはイイ具合の出力のように思う。

ただ、登坂車線の長い道では45PSは不足。幹線道路の峠越えでは70PS程度は欲しくなるし、高速道路、バイパスとなると100PSは欲しくなる。ただ、45PS以上のバイクは入り組んだ峠道ではアクセルを開ける時間が限りなく短くなる。寧ろ、抑える事で遅くなる印象。

45PSっていうのは、日本の道にあったベストな出力レベルかもしれない。

現行の250ccカウル付きモデルは、乗ってみると今一つ物足りないけど、これらは力不足なのも致し方ない。

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