カッコイイデザイン
ここ何年かでインパクトを受けたデザインでカッコイイと思うのは、マツダ3のハッチバックのデザイン。これ、純粋にカッコイイ。特にマツダの赤のモデル、これがカッコイイ。
この格好良さは実用性云々ではない。純粋に造形的な美しさだ。
一方で、他にもカッコイイと思うデザインがある。筆頭はジムニー/シエラ、それ以外だと、ハイエース、先代プロボックスあたり。外車に目を向ければルノーカングーあたり。この辺りのデザインに感じる格好良さは機能美というか無駄の無さだ。これもカッコイイ。
カッコイイというのは、感情的にカッコイイと思えるパターン、それから機能美的無駄の無さに美しさを感じるパターンの二種類。
単車の世界だとイタリアンデザインの施されたイタ車は概ねカッコイイ。機能的な格好良さを感じるのは、ハンターカブのようなバイク。これもカッコイイ。
ただ、カッコイイ!と心の底から思えるデザインっていうのは少ない。格好良く見せようと頑張っている製品は少なく無いけど、ディテールに凝る程、或いは、装飾を施す程、格好悪く見える。一言で言えばダサイ感じである。
個人的にはエモーショナルなデザインといえばイタリアンデザイン。機能美といえば、国に限らず実用車の世界。
ここ最近だと、カローラ、ヤリス、クラウン、スープラといった新型車も一部にはカッコイイと言われているようだけど、どうも格好良さの定義からすれば微妙にずれている感じがする。
機能は真似る事が出来る。性能は上回る事が出来る。しかし、デザインは真似が出来ない。上回るには別のアプローチが必要。そういう意味で、或る意味、一番競争力を持続させる事が出来る可能性がある。特に優れたデザインだとそうだ。
ドゥカティなんて、916くらいから素晴らしく格好良くなっているけど、年式が古くなって性能的なアドバンテージが無くなっても、デザインだけで十分カッコイイ。あれって理想的な気がする。
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