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2021年2月15日 (月)

自転車趣味、金の掛け方

人によって随分違う。
個人的な感想だけど、経験度数が低い程、新しいモノ、軽いモノへの執着が強いような気がする。一昔前なら、ロードバイクなら105以上だとか、フレームはカーボンだとか、今時なら、12段だとか、ブレーキは油圧ディスクだとか、、、そういう方向性への思いが強いような気がする。
逆に、経験度数が高い程、そういう方面への拘りが薄いような気もする。

軽く金を掛けたら良いという方向は、経験度数の低さに連動しているような印象だ。

ロードバイク趣味というと、基本、乗り始めた時の感動、つまり、思いの外速く走れるという衝撃が根本にあり、速さを求めようとすれば、最新の機材に乗り換えるというのが近道という方向性が少なく無い。少なくとも経験値が低いとそう言う傾向が強い。

しかし、一通りの回り道をしながら色んな経験を積み、沢山の距離を試行錯誤しながら走っていくと、そういう方向性で速さは得られないという結論に到達するようにも思う。

自身の望む速さを得るには、何が必要か?という自分なりの答えが見付かると、闇雲に新機能、スペックを求める方向とは異なるベクトルで趣味に突き進んでいく。

すると、同じ趣味でも金を掛ける箇所が変わってくる、、、、そんな印象だ。

これは、自転車に限らない。単車でも一緒。経験度数が低ければ、馬力、重量、年式に捕らわれる。経験値が増えれば違う部分に向かう。そんなもんなのかもしれない。

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コメント

おはよう御座います。コメント有り難うございます。
必要な機能だけ考えると、余程の使用状況が無い限りは、ハイグレードの製品は殆ど無用の長物ですね。
まぁ、自転車自体が嗜好品で趣味の品だから、高級コンポをチョイスするってのはアリだとも思います。でも、一般車とか、廉価な折り畳み小径車といった製品に高価なレーシングコンポの最高級グレードを使うってのは、何だかなぁ、、とも思ったりします。
自身は、高級コンポも嫌いじゃないですが、そういうのは使う状況とか車種を踏まえて使います。逆に、街乗りの普通の自転車では極力車体に合ったモノを選ぶパターンが多いです。

投稿: 壱源 | 2021年2月15日 (月) 08時09分

 シシマノでは、105以上と未満では、1段あたりのケーブルの引き代の設計が違うと読んだことがあります。その意味で、将来上位機種を狙うなら、105以上なら安く済む(一気に全交換しなくて済む)ことになります。
 しかし、昔のダブルレバーを知っている世代からいえば、「そんなの関係ないじゃん」。体格にあった、ある程度の段数のある自転車なら、ほとんど変わらないし、と思います。
 現に、河川敷のサイクルロード(ほぼ平坦)限定(サンプル私一人)ですが、約100キロ走って比べても、8速のBD-8(折り畳み)、8速内装の(ちょっと走りに向けた)シティーサイクル、24速の純ロードで、走行時間・疲れ具合(心拍計による)に、5%以上の差はありませんでした。
 使う筋肉、走った時の爽快感は、それぞれのものがありますが、自転車の違いなんてこんなものです。走って楽しいのが一番かと。

投稿: ひでさん | 2021年2月15日 (月) 06時02分

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