必要性
単車に限らないけど、単車で例を挙げると、80年代後半のレプリカアイテム、これらは時代が進めば、入門カテゴリーの大国も採用されている。
トップカテゴリーに採用された先端装備が時代と共に、下級カテゴリーに普及している。
まぁ、或る意味素晴らしい事だけど、果たして、そういう先端装備類が下級カテゴリーに必要か?というと、正直、甚だ疑問である。
今ならラジアルマウントの対抗4ピストンキャリパーとか、リッターSSなら判るけど、そんな装備が下級カテゴリーに必要か?倒立サス然りだったりである。
寧ろ、時代が進む程にライダーの志向がスピード志向からかけ離れている。寧ろ、コスト重視の装備でも十分とも思えるけど、単車、特にスポーツバイクの装備は、上述のブレーキ、サスペンションから近年だとIMUといった装備は普及機種への展開が著しく進んでいる。
まぁ、コスト的に従来装備より安いのであれば問題無いけど、新しいトレンドの装備程、一般的に高コスト。それでカテゴリー全般で価格が上昇するのは勘弁願いたい。
まぁ、スポーツバイクでは装備自体が車種選定の大きな注目アイテムとなる場合もあるので、仕方ない側面もあるけど、そういう意味では650ccクラスの装備の退化的変更というのは貴重かもしれない。
装備の必要性を見極めて、車輌特性の程に合わせたマッチングを進めていけば、もう少し手の届く価格帯でモデルが成立するかもしれないように思う。
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