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2021年2月 8日 (月)

ドイツ車のラインナップ

別に悪くない。売れているならOKとも言う。
しかし、、、、3気筒、4気筒のBMWとかメルセデスは兎も角、FFのBMW、メルセデス、、、、買う価値あるか?と言うと、正直、何にも良いところがあるとは思えない。
手の届く価格帯で、キドニーグリル、スリーポインテッドスターが買える、、、それだけ感が強い。

そもそも、ヨーロッパ車の伝統的なグリルデザインは、中世の騎士の盾がモチーフ。そう、伝統なのである。
そして、これらのブランドに盾が似合うのは、伝統に基づく継続性の為せる完成度とも言える。
この継続性の為せる完成度というのは、BMWとかメルセデスというのは、ドイツ車という枠の中で中小型車をBMW、中大型車をメルセデス、そして大衆車小型車をフォルクスワーゲンが受け持つという分業体制で、互いが不可侵でカテゴリーでの伝統を守ってきて培われてきたという印象だったけど、どのメーカーもラインナップを増やし、日本のトヨタ、日産、ホンダ的な会社になってきた。

正直、BMWとかメルセデスのFFに歴史と伝統があるか?というと、他のメーカーに及ばない。コスト分の高級感はあるかもしれないが、所詮、コストダウン、スペース効率追求で生まれた形であり、何にも魅力があるように思えない。日本の評論家は賞賛する人が多いかも知れないが、そもそも、生い立ち部分で無理がある。

クーペルックの低車高のセダンもBMW、メルセデスから登場しているけど、カリーナEDを貶していた評論家の多くが褒めている。アホみたい。クーペルックセダン、FFコンパクト、SUV、、、、そういう風に手広く拡げる程、長い年月の間、全車フォロー可能だとか、そういう伝統を守る事も難しくなる。単なるブランドエンブレムを付けた俗車ばっかり作って何が面白いのだろうか?

度が過ぎると本来の伝統的なパッケージモデルが個性を失って、最終的に消えてしまうかも知れない。そうなると、元々のブランドイメージを取り戻す事が出来なくなるのでは無いだろうか?

そんな危惧を感じる今日この頃。

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