フロントシングルなら何段?
カセットスプロケットの多段化が進む。12段だそうだ。
これに伴い、フロントシングル論も登場。
ただ、個人的には、最初は良いと思ったけど、今はそう思わない。
特に、11段化以降、カセットボディは幅が広くなっている。つまり、チェーンの捻れは大きくなっている。12段ではOLD寸法の拡大(エンド幅の拡大)で、捻れは更に顕著。
なぜ否定か?というと、DAHONの内装外装変速併用のインテゴで、外装を標準の8段からスペーサーを抜いて9段化している。やBICECOではフロントシングルでリア9段、、、、この仕様では、結構チェーン外れを来す。カセットトップで合わせればロー側が厳しい。カセットロー側で合わせればトップ側が厳しいのだ。
つまり、OLD寸法130mmの9段カセットで既に厳しいのだ。BB軸長を微調整してもズバリ決まる位置が出せない。
となると、カセットボディが同じ8、9、10段だと厳しい訳だ。
フロントシングルを快適に実用的に使おうと思えば、カセットは7段くらいがベストということになる。
DAHONの標準と言えばD7モデル。これフロントシングル+リア7段だけど、スムーズに使える仕様。このくらいが良いのかも知れない。多くてもチェーン幅が確保出来ているリア8段くらいが限界という風に捉えるのが良いかも知れない。
カセットで7段といえば選択肢的に厳しい。8段なら選択肢は広い。8段なら11-34Tというワイドから12-25Tとか13-26Tも選べる。8段でワイドでフロントシングル、、、、これが自転車として正解かもしれない。
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