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2021年3月 3日 (水)

広島城の復元?

なんでも、広島城を木造で復元する機運が高まっているという。
広島城といえば、本来の天守は原爆で失われている。その後、再建されたのが現在の天守。現在の天守は、三代目の天守といわれており鉄筋コンクリート造りで内部が博物館になった天守だ。認識としては広島復興大博覧会のパビリオン的な存在だったように思う。

因みに、現在の広島城が三代目といわれているのは、二代目天守が存在するから。
二代目天守は、広島国体開催に併せて半年だけ建てられていた木造模擬天守のこと。これは国体終了で取り壊されている。

三代目天守を建て替えて本格的な木造天守を再現する流れがあるらしいけど、個人的には、今の天守の耐震補強で良いのでは?とも思う。

広島の歴史という意味では原子爆弾によって市内が焼土と化したのは避けて通れない。

原爆前の形を求めるのも一理あるけど、原爆後、再建の旗印で広島復興大博覧会のシンボルとして今の天守が建てられているのであれば、その歴史も尊重すべきのように思う。
鉄筋コンクリートで中が博物館、、、、これも広島復興の歴史を表している。こういう時間の流れで鉄筋コンクリートの天守が存在しているというのも日本では稀な存在では無いだろうか?

天守を木造再建するくらいならば、天守以外で失われた本丸御殿等を再建して城の全体像を生み出す方が良いような、、、、そんな気がする。

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