« 二輪、四輪は、5年後くらいからが、、、 | トップページ | 無線化 »

2021年3月11日 (木)

アレは切符を切る必要はあったのか?

尾道商店街を横切ったハーレー軍団、防犯カメラ映像を証拠に運転者に青切符を交付したとのニュース、、、、

狭い道を大きなバイク、トライクで重低音を響かせながら走行禁止場所を走る、、、厳密には違反行為だけど、それを後からの映像で切符を切るのは、やりすぎではないか?とも思う。

最近は、ドライブレコーダー映像等で、煽り運転、危険運転をワイドショーで紹介したりしている。そして、そういう映像を元に危険運転者を検挙というニュースを毎日のように聞くけど、違和感アリアリである。町に溢れる防犯カメラ、多くの車が装備しているドライブレコーダー映像、、、、これらの映像記録を元に、違反運転者を検挙するってのは、やはり、大きな違和感である。交通違反は現行犯という風に言われている。これ、明確な決まりは無く後日逮捕も有り得る話だが、現実には現行犯逮捕ばかりである。理由は、如何に映像記録が合ったとしても、本人が運転していたという明確な記録には、仮に映像記録があったとしても証拠としては弱い部分があるからだ。つまり、違反の立証が難しいからである。明確な顔写真が映像として残ったりして、本人が否定出来ない証拠を十分に用意し、間違いなく違反行為をしていたと客観的にみても分かる状況にして検挙となるけど、当人が否定したりすると、間違いなく調査は難航しますし、毎回これらの調査をしていては、警察の事務処理も追い付かない。
そういう訳で、一般的に現行犯でのみ検挙となっている訳だが、、、、

そう考えると、今回の青切符交付ってのは、個人的にはやりすぎでは?とも思う。運転者に非があるのは間違いないが、それでも映像記録を理由に検挙というのは違うように思う。これが罷り通れば、町中に溢れかえる防犯カメラ、ドライブレコーダー映像で、運転者のほぼ100%が検挙されるって事も有り得る話しである。

現実問題、非の打ち所のない遵法運転をしている奴なんて皆無なのに、、、、

今回は、ニュースで大きく取り上げられる等して、運転者が特定されている。それで十分、社会的制裁を受けている。それで十分では無かったのでは?と思う。

まぁ、ニュースで取り上げられて警察は何してる?って声が出ることを考えれば、警察も仕方なく青切符を交付したのだろうけど、こういう前例(後日検挙)は極力作らない方が良いと言える。

|

« 二輪、四輪は、5年後くらいからが、、、 | トップページ | 無線化 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 二輪、四輪は、5年後くらいからが、、、 | トップページ | 無線化 »